家づくりではデメリットを考える


▪️長所と短所について


すべての人間に長所・短所があるように、
すべての建物にも長所・短所があります。


でも、その解釈は人によって異なります。


「広い家って、解放感があっていいよね」
「広い家は掃除が大変で、本当に疲れる・・・」


デメリットを知らないまま家づくりをすると、
住み始めてから後悔することになります。


 

なのに、契約にこだわるハウスメーカーの営業マンは、
そんなことを教えてくれないし、話しくれてません。



■既婚者だから実感できること



結婚生活では、相手の長所も短所も受け入れて、
お互いに、それに柔軟に(必死に?)対応して過ごします。


 

自分にも短所があるんですから、お互い様ですね。

ただ、自分がこだわりのある部分では、
相手の短所が許せないと感じることもあります。


場合によっては、それが離婚のきっかけになることもあるので、
結婚前に相手の「長所・短所・こだわり」を知っておくのは
とても大切なことです。


その点では、家づくりについても同様です。



■なぜそれが短所なのか



長所・短所というのは、あくまでも自分の考えです。


「自分の短所はせっかちなところ」
と思っていても、相手は
「この人は、いつもてきぱき動いて素晴らしい」
と思っているかもしれません。


大切なのは、『なぜそれを短所だと思ったのか』です。


それを考えると、自分の価値観も分かるし、
対応策も考えられます。


■ハウスメーカーの営業マンは、短所は言わない?



ハウスメーカーの営業マンには
「自社の工法のメリットと、他社の工法のデメリット」
を話す人がいます。



また、自分の提案のメリットだけを顧客に話す人もいます。

「フローリングはダニやカビの発生が少ないので、
全室フローリングにしましょう」


そこに、あなたの生活パターンや嗜好は考慮されていますか? 



畳でゴロゴロするのが好きな人なら、
拒否反応を示すかもしれません。


「オール電化や24時間換気装置など、
電気設備の寿命は10年前後です」


と、事前に教えてもらった人はどれだけいるでしょうか?


電化製品が永久に壊れないと思っている人はいないと思いますが。



営業スキルに磨きをかけたハウスメーカーの営業マンなら、
デメリットを伝えることの大切さを知っています。

ですが、


「デメリットを教えると顧客が逃げる」
と考える人は、まだまだいるのです。


自信を持って、自社を差別化できる要素がないのでしょう。


■人の価値観は違います。



あなたの価値観は、配偶者ともハウスメーカーの
営業マンとも違います。


価値観が似ていても、完全に一致することはありません。
ですから面白いともいえるのですが。


デメリットを知った上で決断すると、
デメリットと向き合うための創意工夫が生まれます。


住まいづくりでは、あなたは沢山のことを決断しないといけません。
その時に、メリット以上にデメリットを知っておくと、
より後悔しない判断ができると思いませんか?